『週刊TV広辞苑』と『現代用語の基礎体力』
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“やんぱっぱ”のことを思い出していると、無性に有吉京子の作品を読みたくなったのだった。
有吉京子。━━バレエ漫画に於いては他の追随を許さない、巨匠。
一番最初に出会った有吉京子の作品は、『麗羅からの手紙』。…確か、私はまだ小学生だった。その頃は、あまりこの物語を面白いと思っていなかった。テーマが濃厚で重すぎたせいだと思う。なんとなく「暗い話」「地味な話」という印象だけが残っていたのだが。
先日、20年経って改めて古書を買い求めて、読み直した。
…
日本人との混血児だった“レイラ”は、冒頭から前半部分ではブサイクなヒロインなのだが、メキメキ成長して、最後はバリバリに華麗なプリマになる。…
この設定のどこが「暗い」「地味」なのか。
まず、背景が「ソビエト連邦」「レニングラード」、そして「亡命」。
更に「全寮制のバレエ学校」で「練習風景」ばかり。
最後には“レイラ”も、恋人と共に無事フランスに亡命して、めでたしめでたしなのだが、意外にも、この“レイラ”が亡命を決意する場面は、泣けた。
この『麗羅からの手紙』は、バレエ漫画にありがちな「トゥシューズに画鋲」のようなことはない。むしろライバルとの友情が凛として美しい。
…そういえば、「トゥシューズに画鋲」というバレエ漫画の古典的な嫌がらせは、一体いつ、誰がはじめたのだろう?
と思って検索していたら、面白いの↓を見つけた。
今年はここに、『Proletarier労働歌』の記事を再掲していきます。
『Proletarier労働歌』は、およそ二年前の、2006年10月に立ち上げたブログ。
「~味噌と少しの野菜を喰らふ日々~」というサブタイトルをつけて、貧乏臭い私の日常を切々と綴った。
しかし、世の中に「Precariat(プレカリアート)」という新しい言葉が登場したのを知り、ブログ名が時代の流れと若干ズレたかな、と思って、閉じた。
今年再掲することにした理由は、記事内容が、本格的に時代の風景にマッチしてきたような気がしたから。
これも廃れる前に、もう一度陽の目を見せておこう、ということで。
過去の反省点として、今読み直しても、いかにも私が左翼や共産党員であるという、誤解を受けかねない内容なので、ここで念押ししておきたい。
私は、共産趣味者ではあるが、共産主義者ではない。
悪しからずご了承下さい。